せっかち、競争心が強い、負けず嫌い、プライドが高いといった性格の人は、大らかな性格の人に比べてちょっとしたことでもストレスを感じやすいです。
他人の行動が許せなかったり、自分に納得できなかったりすることも増えてくるので、生活の中で少しずつストレスが蓄積していきます。
ストレスが溜まると神経が休まらず、交感神経が活発な状態が続いて高血圧を引き起こすといった影響が出てきます。
またストレスが原因で眠れなくなり睡眠障害となり、さらにそれがストレスとなるといった悪循環にも陥りやすいです。
こういった性格は高血圧に非常に大きな影響を与えるので、高血圧においてはメンタル部分の改善も考えていく必要が出てきます。
性格が高血圧に影響を及ぼさないようにするためには、心に余裕を持つことが大切です。
特に他からの影響でストレスが起こることを避けるためには、自分の許せる範囲を少しずつ広げるよう努力するのが良いでしょう。
また、どんなことにおいても様々な可能性を考えるようにすると予想外の事態が起きた場合でもスムーズに対処できるようになり、受けるストレスを減らすことができます。
特に神経質な性格の人はこれによって高血圧に多大な悪影響を及ぼすことが多いので、思い当たる節がある場合は意識して改めるようにしてください。