高血圧と高コレステロールの両方の症状を持っている場合、薬による治療だけでなく食事による改善が効果的です。
高コレステロールを改善する食事としては、コレステロール値が高い物をできるだけ控えることです。
コレステロールが高い食品としては、卵黄、魚卵、レバーといった食品があげられますので、これらを食事メニューに取り入れる際は食べすぎに注意が必要になります。
ただしコレステロールはある程度体にとって必要な物ですから、極端に制限してしまうと今度は別の不調が現れてきてしまいます。
一日に300mg以下の摂取量になるように上手く調整するといいでしょう。
高血圧改善に効果的な食事は、減塩を心がけることです。
和食はヘルシーなのですが、塩分を多く含んでいる食事が多いので、気が付かないうちに多量の塩分を摂取してしまっています。
それなので高血圧の方は食事を作るときは塩分を控えめにして薄味を心がけることが重要になってきます。
また塩分の排泄を促してくれるミネラル、カリウムを多く摂取するように心がけましょう。
カリウムを多く含んでいるのはバナナや野菜に多く含まれていますので、高血圧の方は新鮮な野菜や果物を多く食べるようにします。
また高血圧の方は合わせて食物繊維もたっぷりと摂るのがいいでしょう。