トマトで高血圧に効くカリウムを摂取しよう

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高血圧の状態が続くと心筋梗塞や脳卒中など命に関わる合併症の原因にもなりますので、高血圧をコントロールすることが大切で、そのために直接的に効果があるのが減塩です。

減塩すると、個人差はありますが食塩を1日1g減らすごとに上の血圧は1mmHgくらい、下の血圧は0.5mmHgくらい下がります。

仮に、平均的な日本人の食塩摂取量である、1日に10~11gの食塩を摂っている人が、それを6gにすれば、血圧が5mmHgくらい下がることになります。

高血圧の人の血圧が2mmHg下がると、心筋梗塞での死亡率が7%、脳卒中の死亡率が10%下がることが分かっていますので、減塩がいかに高血圧に効果があるかが分かると思います。

その点で大切な栄養素がトマトなどに多く含まれているカリウムです。

トマト

日本人の食習慣では1日の食塩摂取量6gというのは実際困難で、高血圧の人は減塩に加えて、必要以上に取り込まれたナトリウム(食塩)の排出を促す働きがある、カリウムを積極的に摂ることが推奨されています。

カリウムは野菜や果物、豆類などに多く含まれますが、おすすめなのがトマトです。

トマトには多くのカリウムに加え、強力な抗酸化作用を持つリコピンが含まれています。

生食用よりも加工用のトマトにより多くの栄養素が含まれているので、トマトジュースだと簡単にカリウムやリコピンを摂ることができます。