睡眠不足は高血圧に!その影響は?

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高血圧の人にとって、睡眠不足は体に大きく影響します。どのような影響があるのか見ていきましょう。

血圧が高くなると血管が傷付きます。

ただ、血圧が下がった状態のときに傷は修復されますので、通常は夜間の睡眠時に傷が癒されています。

しかし、睡眠不足が続くと傷は治りませんので、ますます高血圧の状態が悪化してしまいます。

つまり、睡眠不足は高血圧の人にとって悪影響を及ぼすのです。

頭痛 女性

アメリカの調査では、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害がある場合、高血圧のリスクが高まるという結果が出ています。

調査では、睡眠時間6時間と5時間のグループをつくり、それぞれを比較しました。

すると、睡眠時間が少ない(5時間)のグループのほうが、高血圧になるリスクが37%高いという結果が出たのです。

睡眠不足や睡眠障害が自律神経に影響し、高血圧のリスクを高めてしまいます。

逆に、十分な睡眠をとることは、血圧を下げることにつながるのです。

高血圧を予防※質の良い睡眠が大切

「近ごろ血圧が上がってきた」「仕事が忙しくて睡眠不足が続いている」という人は、高血圧を気にしてみるといいかもしれません。

高血圧は体にさまざまな影響を及ぼします。

睡眠不足を解消して血圧を安定させ、さまざまなリスクや影響を回避しましょう。