高血圧※臓器にどのような影響が出る?

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高血圧の悪影響は体の様々な箇所に表れますが、最も影響を受ける臓器は心臓です。

高血圧の状態が長く続くと心肥大が進行してしまい、心臓へかかる負担は増えてしまいます。

また、高血圧による合併症で腎臓に影響が出るケースもあり、こちらは水分や塩分の排泄に関わってきます。

排泄がうまくできないと血液量が増えて血圧が上がり、血圧が上がるとさらに腎臓の機能が悪化していくという悪循環に陥ってしまうでしょう。

高血圧の患者のおよそ30%に合併症の腎障害が見られるというデータもあり、重要な臓器である腎臓に悪影響が出やすいのも高血圧の怖い点です。

看護師

高血圧が直接的な影響を及ぼす臓器は心臓や腎臓くらいですが、高血圧により動脈硬化が進むと他の臓器にも悪影響が出てきます。

動脈硬化により血管の柔軟性が失われていき最悪の場合は破裂してしまうのですが、これが心臓で起きると心筋梗塞に、脳だと脳梗塞になるので非常に危険です。

高血圧による頭痛※脳疾患と関係している?

他に、臓器という言葉からはイメージしにくいでしょうが、眼底も高血圧の悪影響を受ける箇所です。

血圧が高い状態が続くと高血圧眼底が起こり網膜や血管が傷ついていくのですが、さらに眼底出血を起こすと網膜剥離に繋がる危険性もあります。