糖尿病と高血圧※寿命が短くなる?

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以前、日本疫学会で発表されたのが、高血圧、糖尿病と40歳の時点での残りの寿命との関係です。

白衣の女性

血圧に関しては4段階に分けられ、喫煙しておらず血圧が正常な男性の場合は残りの寿命は41.4歳だったのに対して、4段階のうち最も高血圧に分類された人の残り寿命はおよそ38.7歳でした。

男性の喫煙者の場合は、血圧が正常な人の残り寿命が38.6歳、最も高血圧な人の残り寿命が35.5歳です。

同様に糖尿病のレベル毎でも残り寿命が割り出されていて喫煙しておらず血圧が正常、糖尿病なしの男性の場合は41.6歳ですが、糖尿病群の人は39.1歳と2歳以上も余命に差があります。

さらに血圧が正常、糖尿病群であり喫煙している男性の場合は36歳とさらに寿命が縮まっているという結果になりました。

このデータでは高血圧でさらに糖尿病の人のデータがありませんが、組み合わさればさらに寿命に影響が出るのは間違いないでしょう。

共に遺伝が影響している症状ではあるものの、やはり生活習慣が大きく関係しているので、好き嫌いや喫煙の有無といった日常の癖は寿命に直結すると言っても過言ではありません。

高血圧、もしくは血糖値が高めと指摘された人の場合、早めに生活習慣を見直すことが長生きに繋がります。