タバコが値上がりしたことで、喫煙者は年々、減少傾向にあります。
そんなタバコは高血圧やそうでない人でも、天敵と言ってもいいほど身体に悪いものです。
喫煙する人の寿命はどうなるのでしょうか。
やはり、タバコを吸わない人と比べると、高血圧ではない人でも、喫煙者は10年ほど寿命が縮むと言われています。
一般の人の場合で10年だと、高血圧の人が喫煙すると、10年以上寿命を縮めてしまうことになります。
タバコに含まれるニコチンという成分は、肝臓を刺激して血管を収縮させるアドレナリンを分泌させます。
すると、心臓が普通以上の働きをして、血液を送り出さなければならなくなり、血圧が上がります。
そして、血液中の酸素が減り、心臓に大きな負担をかけます。すると高血圧だけではなく様々な病気を引き起こし、寿命もまた縮めてしまうことになるのです。
タバコを1本吸うと血圧が10~20mmHg上がると言われています。
喫煙は、塩分やアルコールみたいに摂取する量を制限するという方法ではなくて、禁煙という方法しかありません。
市販のニコチンガムなど禁煙を助けてくれる商品もあります。高血圧の人は喫煙をやめましょう。喫煙をやめれば寿命が延びていきますよ。