現代人にも多く見られる高血圧は、体中を通る血管の中の圧力が高まった状態です。
心臓や血管に負担がかかり続けるわけですから、体に様々な悪い影響が出るようになります。
最悪の場合、脳卒中や心筋梗塞といった死につながる病気に進行する可能性もあります。
高血圧は生活習慣と深い関わりがありますので、食事や生活のリズムを見直すといくらか改善が見られるようです。
他にもアロマを用いた高血圧改善法があるのをご存知でしょうか。
アロマとは植物由来の精油のことで、塗って肌から薬効成分を浸透させ、効果を得ることができます。
またアロマオイルはいくつもの植物成分を組み合わせることによって、高血圧が改善できるとされています。
アロマにも色々な種類の原料がありますが、どれを選んだら良いのでしょうか。
高血圧を改善できるアロマには、イランイラン、スイートマジョラム、メリッサ、ラベンダー、レモンなどがあります。
皮膚に塗る場合は、普通キャリアオイルと呼ばれる植物油とブレンドします。
しかし注意しておくべき点として、高血圧の方が避けるべきアロマもあります。
その中にはサイプレス、タイム、ユーカリ、ローズマリーなどがあり、うっかり使うと症状を改善どころか悪化させかねません。
また、降圧剤などを服用した状態でアロマを使うと、更に血圧を下げてしまい過度な血圧低下によって気分が悪くなる場合もあるようです。
用法用量を守りながら使いましょう。