高血圧はサイレントキラーという別名があるとおり、自覚症状が少ないのが特徴で、原因の特定も難しいです。
はっきり自覚症状が出てきたときはかなり重症になっていることも。
ですからどんな小さな症状をも見逃さずに、しっかり原因を見極め対策することが大切です。
めまいも高血圧を原因とする症状の一つです。
高血圧を患い、しかも服薬している人にも多いのですが、血圧が不安定で急激な変動を経験するときにめまいが生じやすくなります。
血圧が不安定になると脳に送られる血液（酸素）の量も減ってしまうからです。
高血圧を原因とするめまいは、ふわふわした感じや、目がチラチラする、といった表現がよく用いられます。これが脳の血流異常を原因とするめまいなのです。
高血圧の人は、血圧を常に適切なレベルに保つ必要があります。
また、高血圧を下げるための降圧剤を使用する際にも注意しなければなりません。
薬によって血管が拡張され、さらに急に立ち上がったりすることで、血液の流れが悪化するのです。その結果周りがグルグル回転するような激しいめまいや、倒れた時に大怪我をすることも考えられます。
医師が高血圧に対し処方する薬は、毎日一回飲むタイプや、多いときには三回飲むこともあります。いずれにしても回数と飲む時間に気をつけることもめまいを予防することにつながります。
なお、高血圧を改善するには、食事を気をつける必要があります。
血圧を下げてくれる食品については、こちらをご覧ください。
