ランニングで腰痛になった場合、休養すべき？

ランニング後に腰痛になる原因は、ランニング前後に行うストレッチ不足やランニング時の走行姿勢が悪く、腰に負担がかかっていることなどです。

特に腰が曲がってしまうような前傾姿勢と背中を反るような後傾姿勢では負担は大きくなります。また、腕振りを含めた左右のバランスが崩れていることも要因として挙げられます。

ランニングは走る動作の中で、自分の体を前方に移動させる運動でもありますので、正しい姿勢と左右の筋力バランスがしっかりして、入念にストレッチ体操を行うことで腰痛を改善できるでしょう。

椎間板障害(ついかんばんしょうがい)、筋膜性腰痛症(きんまくせいようつうしょう)など慢性的な腰痛を患ってしまった場合には、ゆっくり休養することをお勧めします。

腰に大きな負担のかかる重量物を持ち上げることや急激に体を反らしたり捻ったりすること、長時間同じ姿勢のデスクワークなどは避けて、脊髄の神経を圧迫しないように心がけると慢性的な腰痛になりにくいです。

ランニング途中や終了後に、痛みとまではいかなくても筋肉の張りや違和感を感じた時には、無理せずに中断したり休養すると良いでしょう。

腰痛の予防には、ランニングフォームを正しく保つことが大切ですので、不安のある方はランニング経験豊富な有識者に確認してもらうことをおすすめします。