現代の日本人の食事は、高血圧でない人でも血中糖度が高くなっていると言われています。
すなわち、みんな血糖値が上がりやすい食事をしているということです。
高血圧対策で、医師に食事制限を勧められていても小腹がすいた時や、たまにはお菓子類を食べたくなることもあるでしょう。
案外勘違いされているようなのですが、ケーキやクッキーなどの洋菓子よりも、どらやきや挙げせんべいなどの和菓子の方が、塩分・糖分共に高い場合があります。なので、高血圧の人は注意する必要があるでしょう。
ここで、高血圧の人が間食してもあまり問題にならないお菓子の種類を紹介します。
カシューナッツやアーモンドなどのナッツ類・木の実は、食べても血糖値や血圧にあまり大きな変化は見られません。
塩で味付けしてあるので、高血圧抑制のための塩分量が気になる方も多いと思いますが、食べ過ぎない限り、血糖値や血圧にそれほど悪影響を与えることはないでしょう。
それに、チョコレートは高血圧を改善する効果があると言われています。
これも、もちろん食べ過ぎるとよくありませんが、チョコレートには血圧の上昇を抑える働きがあると言われています。
また、種類などにもよりますが、プロセスチーズなどを間食しても大丈夫です。
お菓子という感覚とは少し違うかもしれませんが、何も口にできないというストレスからは解放されるのではないでしょうか。
それと、焼き芋も食物繊維が多く、腸内環境を整える作用があるので、お菓子として食べるのもいいと思います。ボリューム感がありますし、糖分で脳が満足してくれるでしょう。
とにかく、どんなに高血圧に良いと言われているお菓子でも、食べ過ぎはよくありません。お菓子を食べたくなったら、適量を食べるようにし、高血圧を改善していきましょう。