高血圧の人は、食事に気をつける必要があります。
高血圧対策として、様々な食材や食事方法がでていますが、うどんはどうなのでしょう。
うどんは基本的に小麦粉からできています。うどん自体は特に問題はないと思われます。
ただ、注意が必要なのがうどんの汁です。
うどんをそのまま食べる人は少ないでしょうし、ただのお湯に浸して食べるという人はそうはいないでしょう。
うどんは、やはり汁に入れて食べるのが美味しいですからね。
このうどんの汁にはかなりの塩分が含まれていると言われています。なので、汁をすべて飲んでしまうと、それが高血圧を引き起こしたり、進行させたりする要因になってしまうのです。
代表的なうどんとして、たぬきうどんやきつねうどん、月見うどん、カレーうどんなどがあると思います。いずれも塩分の量は一食当たり5グラム前後含まれていると言われています。
一日に摂取していい塩分の量が10グラム(高血圧の人は6グラムが推奨)と言われているので、うどんだけで5グラムというのはかなりの塩分量です。
なので、うどんを食べるときは、汁を残せば良いでしょう。多少の汁は面に絡みついていると思いますが、汁を意識的に残せばかなりの塩分カットができます。
汁も全部飲み干したいという気持ちがわからないでもないですが、高血圧で心筋梗塞や脳梗塞になってしまうことを考えると、やはり汁は控えた方がいいでしょう。
高血圧を促進しないために、食事の仕方を気をつけていきましょう。