こめかみのあたりがズキズキと疼く(うずく)ような頭痛は偏頭痛と呼ばれます。
偏頭痛は、低血圧が原因で起こることが多く、女性によくみられる症状です。
こめかみの偏頭痛はどちらか一方向に起こることが多く、脈と共に疼きます。
また、低血圧に多いと説明しましたが、実は高血圧でも同じような症状が見られます。
血圧が上がることによって、こめかみ辺りの欠陥が広がり、神経を刺激して痛みを伴います。
ただの偏頭痛だと思って市販の頭痛薬で対応しても、一時的に痛みが治まっても、よくはなりません。頭痛の原因である高血圧を改善しなければ、また痛みが出てくるでしょう。
血圧を下げることで頭痛は和らぎますので、医師から処方される血圧を下げる薬を飲むといいでしょう。
こめかみの痛みに伴い、手足のしびれなどが伴った時は、高血圧が原因である場合が多いです。
また、高血圧で引き起こされる脳卒中ですが、前兆として頭痛があげられますが、その場合はこめかみよりも後頭部の方が大きな痛みを伴うでしょう。
なので、頭の後ろの方からこめかみまで締め付けられるような大きな痛みを感じた際は気を付ける必要があります。
こめかみの頭痛は一概に高血圧が原因とは言えませんが、生活習慣の乱れから頭痛が起こっている場合が多いです。
生活習慣の乱れはいずれにしても血圧にも影響していくので、規則的な生活を心掛けるようにしていきましょう。