紙の本というものは、価格の内訳をみてみると著者や出版社、取次会社の取り分をはじめ、紙代・インク代・運搬費などかなり色々なものが上積みされて値付けされています。
それに対して、電子書籍の場合はまず取次会社という出版社と書店をつなぐ中間会社を介さずに電子書店で販売されるので、まずこの分のコストがカットされます。
そして、電子書籍にはインク代や紙代はかからず、データなので運搬費や製本費も一切かかりません。
こういった紙の本とは違うシンプルなコスト構造のため、現在、電子書籍は平均して2割から3割くらい紙の本より安く購入出来るような傾向となっています。
さらに著者が自分の公式サイトで電子書籍を直接配信しているような場合は、電子書店の取り分までカットされるので、さらに安く買えるような場合もあります。
また、シェア1位の電子書店は価格面で強気の姿勢をとっていますが、シェア2位以下の電子書店は、シェア1位の電子書店になんとか追いつくため、もしくは対抗できるように様々な努力をしています。
具体的には、本の値段は基本的にどこの書店で買っても同じだという点に注目し、キャンペーン期間内に電子書籍を購入したら通常よりポイントを多く還元するなどの方法で実質的な値引きをしています。
こういったポイント贈呈キャンペーンをうまく利用すると、どこで買っても同じ価格である電子書籍商品を安く買える場合があります。
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