日本の同性結婚の動きは?

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現在の日本の法律では、基本的に同性結婚は認められていません。

以前に比べると議論がされるようになってきており、一部の地方自治体では事実上の同性結婚者に、他の結婚した人と同等の行政サービスが受けられるという動きはあります。

ただ、他の国のように日本の国の法律として同性結婚が認められているわけではないのが現状です。

同性愛 同性結婚

しかし、特例があります。それは、性同一性障害の場合です。

2人以上の医師が性同一性障害だと診断した場合には、性別の変更ができるため、同性結婚をすることが可能です。あと、20歳以上で子供がいないこと、性別適合手術を受けていることが条件になっているようです。

ここで同性結婚という言葉を使いましたが、性別の変更しているので、同性結婚と言っていいかは少し微妙です。

また、同性結婚を望んでいる人は、男性が相手を男性として好き、女性が相手を女性として好きという同性愛者が多いと思うので、その人たちにはこの特例はあまり意味を持たないでしょう。

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結局の所、日本では一部動きや議論はされているものの、同性結婚は認められていないので、法的な保障が受けられない状態です。例えば、配偶者として保険金や年金を受け取ることができなくなっているようです。

スペインやカナダでは同性結婚は認められており、法的にも定められています。

しかし、同性愛者への理解は以前と比べるとかなり日本人に浸透してきており、差別しない方が増えていっているようですが、日本の法律として同性結婚が認められるのはまだまだ先になるような感じがします。

同性愛者や同性結婚を望む人にとっては、まだ日本は生きづらい国と言えるかもしれません。