ドラゴンボール※孫悟空は落ちこぼれ、ベジータはエリート

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漫画『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)の主人公、孫悟空はサイヤ人の数少ない生き残りの1人です。

カカロットと呼ばれており、ナッパ、ラディッツ、そして惑星ベジータの王子であるベジータだけが生き残りました。

ベジータはサイヤ人の王子と生まれたせいか、自尊心やエリート意識が非常に強く、他人の指図を受けるのを極端に嫌います。

自らの実力に絶対的な自信を持っており、最下級戦士の生まれでありながら、類まれな訓練能力で自分より強くなった孫悟空に対して、激しいライバル意識を燃やしています。

当初は、孫悟空のことを下級戦士で辺境惑星に送り込まれた「落ちこぼれのクズ野郎」と見下しており、同じサイヤ人でありながら地球を守ろうとする孫悟空を「サイヤ人の裏切り者」と語っていました。

ベジータがそのように語っていた通り、その当時ベジータの方が圧倒的に強く、戦いの際は孫悟空は苦戦を強いられました。

仲間たちの援護やフリーザの登場などによって、孫悟空とベジータはなんとか均衡を保ちます。

そして、その後孫悟空が先にスーパーサイヤ人に覚醒した時は、戦闘力は逆転し、ベジータは挫折感を味会うこととなります。

その後、『ドラゴンボール』では地道に修行してきた孫悟空、生まれながらに高い戦闘力を持つエリートのベジータは対比の対象として、しばしば登場します。

また、『ドラゴンボール』に初登場したベジータは傲慢なイメージが非常に強かったのですが、孫悟空たちと接するようになって心境に変化がでてきています。

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