ラルク※盾の勇者と気づかず親交を深める兄貴分的な王

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盾の勇者として異世界に召喚された、物語『盾の勇者の成り上がり』の主人公・岩谷尚文(いわたに なおふみ)はそこで強姦魔の汚名をきせられてしまいます。

冤罪なのですが国中から疎外されてしまい、極度な人間不信に陥りますが、次元の亀裂から魔物が大量に湧き出すという波から世界を守るため、四聖勇者の1人として旅に出ようとします。

なんとか、奴隷商(魔物商)から、亜人の少女・ナフタリアと鳥型の魔物・フィーロ(卵から孵化)を購入し、旅に出かけます。

ただ、盾の勇者・尚文はナフタリアとフィーロを奴隷扱いすることはほとんどなく、お互いの信頼関係は旅を通して高くなっていきます。

その旅先で出会ったのが、ラルク(ラルクベルク)です。

ラルクは、波によって接触している尚文たちが召喚されたのとは別の異世界にいるものです。

魔物を送り込んでくる侵略者だと思われていましたが、彼らも「その世界の勇者」であり、自らの世界を守るために戦っていました。

なので、異世界の眷属器で鎌の勇者のラルクにとっては、四聖勇者は敵対関係にあります。

しかし、ラルクは尚文と出会った時、彼が盾の勇者であることに気づきませんでした。

というのも通称ラルクと呼ばれていますが、ラルクベルクは異世界では一国の王であり「若」とも呼ばれており、年下の面倒見は良く、長年人を見ていたため、人の本質を見抜くことができたからです。

なので、尚文の事も悪い奴ではないとすぐに見抜き、盾の勇者とは思わなかったのです。それより、尚文たちとはその後も何かと世話を焼いたり、一緒に魔物狩りに出たりと交友を深めます。

基本的には頼れる兄貴分的な性格なので、ラルクはその後に尚文が盾の勇者であることを気づきますが、尚文たちとは和解することとなります。

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