高血圧の方の代表的な症状として「足のむくみ」があげられます。
身体の他の部分がむくんでしまう場合もありますが、特に「足のむくみ」を感じることが多いでしょう。
人間の身体の中には毛細血管という細い血管が通っています。
この毛細血管は、血圧が上昇するさいに血管の中に存在するタンパク質の濃度が低下することで、水分を毛細血管内に通しやすくなります。
そのために、足のむくみの症状が身体にあらわれてきます。
これは毛細血管を生成している心臓の働きの低下が大きく影響しています。
このように高血圧が要因となって発症される足のむくみは、身体の中でこのようなメカニズムで起こります。
しかし、日常の中で足のむくみを感じても一般的には「太った?」「ちょっとむくんでるだけ」と見過ごしてしまうケースも多いのですが、まずは身体からのサインは放置してはいけません。
足のむくみを感じたら高血圧によるものなのか、体重増加によるものなのかを見分ける手段があります。
足のすね部分を強く10秒間以上強く指で押し付けへこみが出来れば、高血圧によるむくみです。
肥満の場合にはこのようなへこみは出ません
このようにセルフチェックができるので、足のむくみを感じたらまずは確認してみるといいでしょう。
なお、高血圧を改善していくには、食事を見直す必要があります。
血圧を下げてくれる食品については、こちらをご覧ください。