高血圧と起立性貧血※頭痛を伴う場合

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高血圧の人で、貧血の症状もあると聞くと、意外な組み合わせと思うかもしれませんが、高血圧が引き起こす起立性貧血という症状もあるのです。

女性

起立性貧血というのは、一般に貧血と言われる血液中のヘモグロビンが少なくなる症状とは異なります。

立ち上がったときに貧血の状態になることで、一瞬目の前が真っ暗になり、ふらつきを覚えることから、立ちくらみなどと言われることもあります。

これは、急に立ち上がったことにより、重力で脳の血流が減少して起きることもあれば、高血圧の薬を服用することで、血圧が必要以上に下がり、起立性貧血を引き起こすという場合もあります。

この起立性貧血に頭痛の症状も出たときには、注意が必要です。

頭痛は、脳出血、くも膜下出血、若年性脳梗塞などの脳の病気の症状として表れることが多く、高血圧は、このような脳の病気を引き起こしやすいと言われているからです。

高血圧による頭痛※脳疾患と関係している?

起立性貧血や頭痛の症状が重ねてあるときは、病院を受診して検査を受けることが大切ですが、できれば総合病院で頭痛外来など、専門の知識をもった医師がいる病院を選ぶといいでしょう。

また同時に、貧血や頭痛の原因となっている高血圧を治すためにも、規則正しい生活を送りましょう。

塩分を控えめにして栄養バランスの良い食事を摂るなど、生活習慣や食生活の改善に積極的に取り組むようにしたいものです。

血圧を下げる食品については、こちらを参考にしてみてください。

高血圧を食事で下げる方法※どんな食品がいいの?