高血圧※脳出血にみられる頭痛の特徴は?

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脳出血とはその名前のとおり、脳内で出血が起きてしまうことを言います。

脳出血による死亡率は以前に比べると低下してきてはいますが、年間に約3万人もの方が亡くなっています。

脳出血というと、くも膜下出血と混同されることが多いのですが、まったく違うものです。

脳出血は脳内に出血し、くも膜下出血は脳の表面の血管が破け、脳とくも膜下の間に出血してしまいます。

しかし、そのどちらとも高血圧が深く関わっているので、高血圧の人は注意が必要です。

脳出血は高血圧であればあるほど発症率が高くなります。

看護師

脳出血の患者の50%近くは高血圧の治療中に発症したという報告もあるほどです。

日ごろから血圧をチェックし、頭痛などが頻繁に起きないか注意しておきましょう。

また、くも膜下出血はカナヅチで殴られたような激しい頭痛がありますが、脳出血は頭痛だけではありません。

特に多いのは、片方の手足のしびれや麻痺です。

頭痛かしびれ・麻痺のどちらかという場合もありますが、ほとんどの場合は一緒に出てしまうことが多いものです。

また、物が2つに見えてしまう、ろれつが回らなくなるという症状も出ます。

いずれの症状にしましても、頭痛を伴う場合は脳出血の可能性が高いので、なるべく早く検査を受けましょう。

なお、高血圧による頭痛や脳出血を予防・改善するには、食事によって血圧を下げていくことが大切です。

血圧を下げてくれる食品については、こちらをご覧ください。

高血圧を食事で下げる方法※どんな食品がいいの?