近年の研究では、大気圧と高血圧の諸症状に関連性があることが分かってきました。
低気圧が近づくと頭痛などの何らかの体調不良を起こす人も多いと思います。
これは、気圧が下がることにより身体がストレスや不快を感じ、結果として血圧が上がってしまうのです。
そのため、低気圧などの気圧の変動が激しい梅雨や台風の時期には、高血圧の症状が強く出ることが多くあります。
この低気圧による頭痛の原因は、脳内の血管が膨張してまわりの神経を圧迫して高血圧になってしまうからなのです。
湿度の高さによって皮膚からの汗による水分蒸発が減ってしまうことが原因でむくみが起こり、その相乗効果でより頭痛も激しくなってしまいます。
その他では、低気圧になると同時に空気中に含まれる酸素が薄くなって、身体も頭の中も軽い酸欠状態になり、神経に影響を与え頭痛を引き起こすことが考えられます。
こうした低気圧が原因となる、高血圧症による頭痛の対処方法としては、膨張やムクミを抑えるために温めるのではなく、痛みのある部分を冷やすことが効果的です。
精神面でいうとイライラも余計に頭痛を激しくするため、リラックスできる環境作りにも取り組みましょう。
なお、高血圧による頭痛を改善していくには、食事にも注意する必要があります。
血圧を下げてくれる食品については、こちらを参考にしてみてください。