高血圧の方の中には愛煙者の方も数多くいます。
病気とわかっていてもなかなかタバコを止めることが出来ない方が多いようです。
群発頭痛の症状をお持ちの方で、その症状が出ているときに喫煙をすると頭痛のリスクを高めてしまいます。
ただですら喫煙は、このように頭痛を引き起こす要因を十分秘めています。
それを高血圧の方が喫煙する行為は頭痛を誘因するだけでなく、命に関わる大変危険な行為に繫がってしいます。
なぜ煙草を吸うと頭痛が起こるのでしょう。
くも膜下出血のリスクの中には高血圧と喫煙が関係しているといわれています。
特に喫煙はくも膜下出血と深い関係性があり、最大のリスクと位置づけられています。
高血圧では3倍、煙草を吸う人は2~3倍の死亡率とデータがあげられています。
これが高血圧で煙草を吸うとなればもっとこの数値は高くなるということになります。
ではなぜ煙草を吸うと頭痛がおこるのでしょう。
煙草に含まれる成分が影響しています。
煙草の成分を体内に吸収する際にはアセトアルデヒドという有害物質を発生させます。その物質が吐き気や頭痛を引き起こす要因として考えられています。
そしてタバコだけではなく、お酒にも含まれています。
アセトアルデヒドは血液中に増加し血管を拡張することにより激しい頭痛を引き起こします。
病院などでは、お酒は「たしなむ程度」でしたらと一定の量は認められていますが、喫煙は全面禁止としています。
それほどに喫煙は危険な行為であり命を短くしてしまいます。
もしどうしても禁煙できないようでしたら、一度病院の禁煙外来などを受診されることをおすすめします。
まずは禁煙を行い、塩分控えめな適切な食事を摂取し適度な運動をおこなうなど、生活の改善を図られると良いでしょう。
なお、高血圧を下げる食品について、こちらに記載しているので気になる方はご覧ください。