高血圧と産後の寝不足について

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妊娠中に高血圧になってしまった人は、産後に起こる高血圧にも注意して改善できるようにしましょう。

妊娠中は胎動や体調の変化からくる寝不足、そして妊娠高血圧症候群に悩まされる人もいます。

産後になると、不規則な授乳などの育児で寝不足になります。

育児が理由で寝不足になるのは普通ですが、産後12週を超えても高血圧が改善されない場合、「産後高血圧」になっていると考えられます。

看護師

高血圧は、動脈硬化や心筋梗塞など恐い病気を引き起こしてしまいますので、早めの治療をしましょう。

産後、高血圧が改善しない原因はいくつかあります。

まずは妊娠中の高血圧が長引いている場合です。

あとは育児の疲れや寝不足で自律神経が乱れている場合です。

他には妊娠前高血圧だったり肥満だったという場合もあります。

改善策としては、薬を服用する方法もありますが、母乳育児の場合は薬が飲めません。

そこで生活習慣を見直すことが重要になってきます。

食事面では、塩分(ナトリウム)を控え、カリウムを含む食事を心がけましょう。

また甘いものの食べ過ぎも気をつけなければなりません。

適度な運動(有酸素運動)も血圧を下げる効果を得られます。

リラックスすることや、寝不足にならないように睡眠をよくとることも血圧を下げる1つの方法です。