高血圧は睡眠中にも引き起こる

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睡眠中はリラックスしているので高血圧の心配は無いと考える人もいるかもしれませんが、実際にはそうとは限りません。

なかには睡眠中も高血圧が収まらない人もおり、これは夜間高血圧と呼ばれています。

ポイント 女性

日中に血圧を測っただけでは気づくことはできず、きちんとこのことを把握しておかないとより良い治療も行えません。

高血圧の人はもちろん、特に健康に問題は無いと思っている人も一度自分がそうでないかを疑ってみる必要があります。

睡眠中に引き起こされる夜間高血圧の原因とには、睡眠時無呼吸症候群や心不全、腎不全、あるいは抑うつ状態や脳の血管障害、糖尿病による自律神経障害、認知機能の低下などの脳の病気が挙げられます。

これらの症状に思い当たる節がある人は睡眠中も夜間高血圧が疑われるので医師に相談してみましょう。

明確な夜間高血圧の判断については、24時間装着するタイプの血圧計を使用して調べることができます。

普段から高血圧の治療を受けている人の場合、この睡眠中の高血圧を引き起こしているのであれば薬の種類や飲み方、食事の内容などを再度改める必要があります。

特に睡眠時無呼吸症候群による夜間高血圧はストレスなど身体に与える影響も大きいので、自分の身体についてきちんと把握し必要な治療を行っていく必要があります。