睡眠時無呼吸症候群は高血圧を招く

スポンサーリンク

寝ている間の呼吸が一時的に止まってしまう睡眠時無呼吸症候群は、高血圧を招く原因となります。

寝ている間に息が止まることで苦しくなり、覚醒反応で目が覚め交感神経が興奮する、喉がふさがって胸腔内圧が低下し静脈の血流が多くなるというのがその原因です。

看護師

またゆっくり眠れないことで身体と神経も休まらず、それがストレスとして蓄積し高血圧になるといったこともあります。

そのため高血圧で睡眠時無呼吸症候群を持っている人は、食事や運動療法と合わせてこの治療も行っていかなければなりません。

睡眠時無呼吸症候群は、マウスピースや外科手術、無呼吸を防ぐために酸素を送り続けるマスクを装着して眠るシーパップ治療法などで治せます。

それぞれの治療法は睡眠時無呼吸症候群の症状の程度で変わってきますから、好きな方法を選べるというわけではありません。

すでに高血圧で病院に通っている人の場合にはかかりつけの医師に相談をするのがおすすめですが、そうでない人の場合は専門の医療機関に相談をするのが良いでしょう。

大きな病院では睡眠時無呼吸症候群の治療専門の診療科を設けているところも多いので、ここを利用するとより良い治療、高血圧の予防を期待できます。