ダイエットや新陳代謝アップ、ストレス解消などを目的としてサウナと水風呂を愛用している人は多いです。
特にサウナで体が温まった後に水風呂に入ると、血行が促進されるので、汗の量が増え、老廃物の排泄も促すことができます。
しかし、長時間入ったり、頻繁な利用は疲労が蓄積する原因にもなります。
高血圧でない健康な人も正しい利用が大切です。
サウナの後の水風呂は、健康な血液の人でも血流が上昇して血管が大きく収縮するようになるので、睡眠不足や疲れが蓄積している場合には体に負荷がかかりやすくなります。
高血圧の人の血液はコレステロールや中性脂肪が多く含まれていてドロドロの状態になっています。
このような血液が無理に流れようとすると、血栓ができやすくなります。
そして、血流のアップ、水分不足が重なることで循環器に大きな負担がかかります。
また高血圧は血管ももろくするので、水風呂で急激に体を冷やすことはあまり良いことではありません。
高血圧の人はサウナ自体避けたほうが良いのですが、比較的温度の低いミストサウナを利用して、クールダウンは水風呂ではなくぬるめのシャワーにするとよいでしょう。
さらにこまめな水分補給をしながら入ることは高血圧でなくても重要なポイントです。
