高血圧の遺伝※カリウムの作用に違い

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高血圧は遺伝も影響があると言われていますが、ナトリウムとカリウムの作用の一部に遺伝の影響があります。

ナトリウムは細胞の外、カリウムは細胞の中に存在するのが普通ですが、ナトリウムの方が増えてくると細胞に入り込んてしまい、そこで作用するのがナトリウムポンプです。

細胞の外にも僅かですがカリウムが存在していて、そのカリウムと細胞内に入り込んだナトリウムを交換してバランスを保つのがナトリウムポンプと呼ばれる作用です。

ところが、高血圧の因子を持っている人の場合はこのナトリウムポンプの作用があまり働かないので高血圧に繋がってしまいます。

考える 悩む 男性

そのため、親族に高血圧の人がいて、血圧が高めの傾向があるなら積極的にカリウムを摂取してナトリウムポンプの作用をカバーしていくのが重要です。

高血圧と遺伝は関係していますが、生活習慣で対処はできますので、塩分を控えるなどの行動は欠かせません。

カリウムと同様にナトリウムの排出に効果があるのがタンパク質なので、高タンパク質の食事は重要です。

肉に関してはコレステロールに繋がるというイメージがあるかもしれませんが、もも肉やヒレなどコレステロールが少なく高血圧を防ぐのに効果的な部位も多くあります。