高血圧の進行を放置しておくと、動脈硬化に繋がってしまいます。
この動脈硬化の進行が原因で心臓に負担がかかるようになり、今度は心肥大が進行してしまうでしょう。
心肥大が進行すると酸素や栄養が全身に行き渡りにくく、これが原因で息切れしてしまうケースも多くあります。
さらに症状が進行すると呼吸困難など生命の危機に繋がってしまうので、息切れは最も気をつける必要がある症状です。
しかし、自分では症状がどの程度まで進行しているかを知るのは困難なので、この辺りは検査を受けて医師の判断を仰ぐ必要があります。
息切れの原因の高血圧がどの程度の状態かによって対応は異なってきますが、高血圧を改善させるために生活習慣を見直すというのが最も基本的な対応です。
高血圧、息切れの症状が酷い場合には降圧剤や利尿剤、β遮断薬といった薬が使われることもあります。
息切れの原因の高血圧を改善させるために薬を使うにせよ、使わないにせよ食生活など生活習慣が大きく変わるのは間違いありません。
血圧を上げる原因である塩分を控える、肥満気味ならカロリーの高いものを避けるなどが基本です。
お酒についてもやめる、もしくは減らす必要があるので食事を楽しみにしている人にとってはつらい部分もありますが、症状が悪化しないように改善をしていきましょう。