高齢者の方の高血圧と糖尿病

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高齢者の方の糖尿病や高血圧には周囲の注意も必要になってきます。

まず糖尿病ですが、年齢とともにインスリンの量が減ってくるのと、働きが悪くなるのが理由で、糖尿病になりやすくなるとされています。

元々自覚症状のない病気ですが、高齢者の方の場合、身体機能が低下しているため、ますます発見が遅れ気味になります。

また、仮に糖尿病で異常があった場合でも、年齢のせいにしてしまうことがあります。

白衣の女性

糖尿病の場合、小さい傷の痛みを感じず、傷が化膿して壊疽(えそ)を起こすことがしばしばあります。

毎日足をチェックするように言われるのはこのためです。高齢者で目の悪い方は家族や身近な方に足をこまめにチェックしてもらいましょう。

次に高血圧についてですが、高齢者の方の高血圧はいくつかパターンが有ります。

最高血圧が高くなりやすく、高血圧なのに脳の血流量が少ない、血圧変動のリズムが崩れやすい、糖尿病を併発していることが多い、温度差で脳卒中や心臓病を起こしやすい、という点です。

老化により血管が硬くなるため、血液の流れが悪くなるのと、自律神経の働きが低下するのが高齢者の方の高血圧の原因だと言われています。

日常生活では温度差(冬場のお風呂など)に気を配ることが必要になります。

高血圧と頭痛※お風呂での注意点

また、喉の渇きに鈍感になるので、水分を補給する習慣を付けましょう。

そして、急激な動きは避け、イライラしたら意識的に気分転換を図るように気をつけましょう。