高血圧と動脈硬化の症状について

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ヒトの身体は年齢とともに老化していきますが、老化に伴って起こる身体症状には高血圧や動脈硬化などがあります。

「老化」と聞くと見た目に関することを思い浮かべがちですが、老化は身体の内側(内臓)でも同時進行していきます。

つまり年齢とともに起こりやすくなる高血圧や、高血圧を基礎疾患とする動脈硬化や心筋梗塞などは身体内部の老化に伴う症状だということなのです。

女性

統計によると、心疾患や脳血管疾患などは悪性新生物(ガン)と並んで近年の日本における死亡率は不動のワースト3にランクインしています。

この統計の内容自体は多くの方がご存知かと思われますが、その中でもこちらのポイントがとても重要となっています。

それは、「心疾患も脳血管疾患も高血圧や動脈硬化の症状が進行したもの」と、「どれだけ健康に気をつけていてもなりうるもの」です。

しかしなぜこの2つの疾患は、長きにわたってワースト3にランクインしているのにもかかわらず、早期発見ができないのでしょうか。

早期発見ができれば死亡率も低下するはずでは、と考えるのが普通かもしれません。

心疾患や脳血管疾患の主な原因は高血圧と動脈硬化なので、早期発見にはそれらの自覚症状が重要となります。

しかし高血圧も動脈硬化もこれといった自覚症状がないために早期発見が困難なのです。

ある程度の年齢に達したなら自覚症状がなくても、健診を勧められるのにはこのような理由があるのです。