高血圧とむくみの症状

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高血圧になるとむくみの症状が出ると言われます。

これは、高血圧の薬の一つであるカルシウム拮抗薬の副作用が考えられます。

カルシウム拮抗薬は、血管を広げて高血圧を解消する薬で、降圧効果が高いです。しかし、動脈を広げる効果が強いため、静脈に血液が溜まり、むくんでしまう事があります。

もう一つの理由として、腎機能の低下が考えられます。

腎臓は、血液中の塩分の濃度を調節したり、不純物をろ過する働きをしています。高血圧になると、そのろ過や調節が上手く働かなくなってしまうのです。

そうして、むくみの症状が発生したり、更にその繰り返しで、腎臓の病気になってしまったりします。

ポイント 女性

こういったむくみの症状を防ぐには、高血圧を防ぐことから始めるのが一番です。

まず、塩分を1日6g以下に抑えた食事を摂りましょう。また、カリウムの多く入った食品も効果的です(牛乳、魚、納豆など)。

高血圧を改善するカリウムとは?

太り気味の人は体重を減らすと血圧も下がります。結果、症状が改善されることもあります。

その他、タバコは悪い影響を与えます。やめたほうが良いでしょう。

お酒についても、あまり飲み過ぎない(清酒なら1合程度)のが理想です。

たかがむくみ、されどむくみ、いつまでも続くと気持ちの良いものではありません。早く症状を改善して、気持ちの良い毎日を送りたいものですね。