妊婦の方は普段以上に体の状態に気を配ると思いますが、高血圧にも注意が必要です。
かつては妊娠中毒症と呼ばれていましたが、現在では妊娠高血圧症候群という名前で知られています。
胎児や妊婦にも悪影響が及ぶ可能性があり、10人に1人の割合でかかると言われています。
妊婦の高血圧の治療では、よほどの場合を除き投薬治療することはありません。
主に食事制限することにより血圧をコントロールしていきます。
しかしサプリなどを摂ることで、高血圧を下げることもできます。
高血圧を下げるサプリとしては、葉酸を含んだものを試すことができます。葉酸は血流改善を促すため、妊婦の高血圧に効くことが多いのです。
また、青魚などに豊富に含まれるDHAやEPAを含むサプリは血液の状態をさらさらに保ち、赤ちゃんの脳の発達にも役立ちます。
もちろん、サプリの説明書きに記載された1日の摂取量をかならず守るようにしましょう。
また、こうしたサプリを飲む別の利点として、有害な物質がたまりやすい魚をたくさん食べなくても、必要な成分をしっかり摂ることができることが挙げられます。
高血圧は血流と関係がありますが、妊婦の方は体を冷やすような服を着たり、湯冷めなどを避ける必要があります。
また、温かいものを食べるようにしたり、マッサージなど血行を促進するものを試すようにしましょう。
