ヒルメスは、第17代国王オスロエス五世の嫡男であったが、立太子されることはなく、子供の頃に叔父アンドラゴラスによって火事に見せかけた暗殺に遭い、公式には死亡とされていました。
実際は未遂に終わったものの、顔には大やけどを負ったようで、銀色の仮面をかぶるようになります。
その時に、マルヤムの内親王イリーナと交流し、互いに惹かれあうになります。
ヒルメスは自らを正当な王位継承者と信じており、パルス国の国王として擁立が進んでいたアルスラーンに激しい怒りを覚えます。
しかし、アルスラーンには猛将のダリューン、軍師のナルサスがおり、ヒルメスは戦いを挑むも敗れてしまいます。
それでも、ヒルメスは諦めず、アルスラーンの打倒を目指して戦っていくことになります。
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