高血圧と夏バテはどんな関係があるのか

スポンサーリンク

高血圧と夏バテには、意外な共通点があります。

それは、高血圧も夏バテもある栄養分が足りなくなってしまうことによって引き起こされるからです。

その栄養分というのは、「カリウム」です。

ポイント 女性

カリウムは、人間が生命維持活動をするうえで、必要な栄養分のひとつであるといわれています。

カリウムには、細胞の中の浸透圧を一定に維持するはたらきがあります。

そのため、カリウムが足りなくなってしまうと、体がむくみやすくなったり、疲れやすくなったりします。

夏バテの原因はここにあります。

血液を運ぶ血管も細胞によって形成されているので、カリウムが足りなくなると圧力を保つことができずに、高血圧になりやすくなってしまいます。

ではなぜ、夏にカリウムが足りなくなって、高血圧や夏バテの原因となってしまうのでしょうか。

それは、カリウムというのは、汗と一緒にからだの外に排出されてしまうからです。

したがって、夏場の高血圧や夏バテを防ぐためには、積極的にカリウムを摂取するということもひとつのポイントとなります。

カリウムを特に多く含む食品といえば、パセリです。

パセリを散らした食事でカリウムを効果的に摂取することができ、高血圧や夏バテの予防をすることができます。

その他には、ほうれん草やアボカド、納豆にもカリウムが多く含まれています。