ここのところ「めまい」をよく引き起こすようになってしまったという場合、高血圧や不整脈を原因である可能性があります。
高血圧や不整脈によって引き起こされる症状のひとつとして、めまいがあります。
ではなぜ、高血圧や不整脈によって、めまいが引き起こされるのでしょうか。
まず、高血圧とは、血圧が高くなっていることが、常に続いている状態です。
目安としては、上の血圧が140mmHg以上で下の血圧が90mmHg以上であれば、高血圧症であるといわれています。
高血圧の状態が続いてしまうと、動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中、腎臓病などの様々な病気を引き起こします。
その前兆として、めまいを引き起こす可能性があります。
ただのめまいだからとそのままにしておくと、突然死してしまうこともあります。
そして、不整脈とは、心臓が脈打つリズムが一定でないという状態です。
「脈がとぶ」ということを耳にしたことはありませんか。
本来ならば、一定のリズムを刻んで、全身に血液を送らなければならないところです。
しかし、突然遅い脈となってしまったり、速い脈となってしまったりすることによって、正常に血液を送ることができなくなってしまいます。
したがって、不整脈を引き起こして血液を全身に送ることができなくなってしまうと、その症状のひとつとしてめまいが表れます。