女性は更年期を迎えると、顔や体にほてりを感じることが多くなります。
更年期のほてりの症状としては、急に体中がカーッと熱くなったり、きつい匂いの汗をかき始めたりすることです。
更年期を迎えた女性の40パーセントから70パーセントの方が、顔や体にほてりを感じているといわれています。
更年期は個人差があるので、人によっては更年期障害がまったくなかったという方もいれば、とてもひどくて辛かったという方もいらっしゃいます。
中には、更年期障害のひとつとして、高血圧になってしまったという方もいらっしゃいます。
高血圧になってしまうと、顔や体にほてりを感じる場合があります。
したがって、更年期障害と共に高血圧症が発症することによって、顔のほてりや体のほてりが辛いという場合があります。
高血圧症とは、血管が圧迫されているのをキープしている状態です。
この高血圧をそのままにしてしまうと、心筋梗塞や脳梗塞など大きな病気の原因となってしまいます。
したがって、更年期障害によるほてりだからと勝手に決めつけず、そのまま放置しないことが大切です。
更年期障害であるとともに高血圧症であることが認められたら、塩分を控えた食事をしたり、運動をしたりして血圧を下げるように努めましょう。