大人ニキビは、思春期のニキビに比べて治りにくいと言われています。
これは原因が全く異なるからなのです。
思春期のニキビは、ほとんどが成長期のホルモンバランスの乱れが原因となっています。逆に言えば、大人になればホルモンバランスが整い、自然と治るものなのです。
しかし、大人ニキビになる原因は1つではなく様々な条件が重なって発生するため、これをすれば大丈夫と単純には言えないとされているのです。
まずは、なぜニキビになるのか、その理由をお答えしましょう。
それは、肌のターンオーバーが乱れたことによる角質肥大のせいなのです。
肌のターンオーバーは、規則正しい周期で古い角質層が剥がれて新しい角質層に生まれ変わります。
しかし、これがうまくいかなくなると古い角質層が残ったまま新しい角質層が生まれ、角質が厚くなってしまうのです。
こうなると、毛穴が厚い角質にふさがれやすくなります。
しかも、ターンオーバーの乱れは乾燥を招きやすく、厚い角質が乾燥によって硬くなり、毛穴が完全にふさがってニキビが誕生してしまうのです。
では、大人ニキビを改善する方法はどうすればよいのでしょうか。
やはり大切なのは、毎日のスキンケアです。
中でも一番気をつけたいのは、肌の乾燥に注目したスキンケアです。
やみくもな洗顔や乾きやすい強い成分の化粧品は、大人ニキビのスキンケアの方法としてはNGなのです。
まずは、しっかりと保湿することが大切です。
そして、炎症と皮脂を抑えるビタミンCを配合された化粧品を使用することが推奨されています。
そこでスキンケアの方法として求められているのは、セラミドなどが配合された保湿効果があり、なおかつビタミンCを肌の奥まで浸透させるビタミンC誘導体が配合された化粧品を使用していくことです。
このようなスキンケアで肌を保護しながら改善を行うことでニキビは良くなっていくでしょう。
なお、ニキビに効果的な化粧水については、こちらをご覧ください。