食用として人気が高まっているココナッツオイルは、アトピーに対する効能も期待されています。
それは食用としてではなく、肌に直接塗るスキンケアとして用いられています。
使い方は簡単で、ココナッツオイルをほんの少し手にとって、肌の温かさで溶かしながら、アトピーが気になる部分に塗るだけです。
ココナッツオイルは浸透力が非常に優れているため、アトピーでかさついた肌を柔らかくし、古い角質を剥がれやすくしてくれる効能があります。
そのため、入浴の30分ほど前に、アトピーが気になる部分に塗っておくと、洗ったときにすっきり剥がれ落ちてきれいになります。
そして、入浴後の肌にもココナッツオイルを薄くのばして塗ると、肌の乾燥を防ぐだけでなく、ココナッツの甘い香りでリラックスできるという副次的な効能もあります。
乾燥がひどいアトピーには、肌の潤いを保つココナッツオイルの効能がとても適しているのです。
しかし、ココナッツオイルを美容成分として使用することは、まだ新しい利用法であるため、危険性がないわけではありません。
直接肌に塗ることで、アレルギー反応を引き起こす可能性も否定できません。
もし、何らかの異常な効能が現れた場合は、即座に使用を中止するようにしましょう。