恋愛において昔からよく使われる慣用句の一つに、「押してダメなら引いてみろ」というものがあります。
積極的に攻めるだけではなく、あえて距離をとることも大切だという意味です。
しかしこれを好きな人を相手にして、実際に出来る人というのはとても限られています。
焦って引く勇気がでなくなる
なぜかといえばこうした駆け引きが必要になるタイミングというのは、大抵の場合ピンチの状況だからです。
好きな相手にアプローチするライバルが出現したり、それまで順調に距離を縮めることが出来ていたのに、肝心な部分で壁が出来てしまったりという場合ですね。
人間どうしてもこういう場面では焦りが生まれてしまいます。
しかし現代において自分から冷静に距離をとる引く勇気はとても大切です。
どうしてかというと現代の私たちは、とてもプライベートというものを大切にするようになっているからです。
たとえ家族やパートナーが相手であっても、立ち入ってほしくない部分というものが人には必ずあります。
ひたすら押して押して押しまくるスタイルは、自分の情熱を伝えるという意味では必ずしも間違いという訳ではありません。
しかし、少し間違えると自分のことばかり考えて、こちらの気持ちを理解してくれないという無神経な人間であると思われてしまう、そんな危険性があるのです。
引いて相手と適度な距離感を保つ
お互いに感情的になってしまい冷静に会話することが出来ない、踏み込んではいけない話題に立ち入ってしまいヒステリックな怒りを誘発してしまった、そんな時は一度引く勇気を持ってみましょう。
これまでずっとアプローチしてきた相手が、すっと離れるような態度を見せると「どうしてだろう」という気持ちが膨らんできます。
そして、いつも会っている時よりも自分の存在を意識したり、互いの関係について深く考えるような機会が生まれてたりするものです。
もちろん引いてばかりというのもダメです。
あまり長く引いている期間が増えると関係が疎遠になってしまいます。
近づきすぎず離れすぎない適度な距離感を意識しましょう。
おすすめ情報
→ モテ男になりたい方はこちら
→ モテ女になりたい方はこちら