ワンピースのロブルッチが食べた悪魔の実の能力と戦闘について

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漫画『ワンピース』でCP9として一味に立ちはだかったロブルッチは、今までの物語でもトップクラスの強敵であったと思います。

ちょうど話としても戦闘表現としても作品のターニングポイントになっている存在で、悪魔の実だけではなくどのように強さを描写していくのかを方向付けていると思うからです。

悪魔の実の能力者としては体を変化させるキャラはそれまでも多数出てきましたが、意識して自在にそれを行い能力を特化させることはおそらくなかったのではないでしょうか。

『ワンピース』のチョッパーも多数の変形をしますが、当時はある程度の制約や制限があり、それまでの強敵たちもそこまで極端には体形などが変わりませんでした。

CP9、特にロブルッチとの死闘を経てルフィたちは新たな領域にたどり着いたのだろうと思うのです。

悪魔の実の能力のみを加減して使っていくのではなく、身体操法を能力で強調することでより激しい力を得られるというのはこのあたりから出てきた表現です。

覇気や六式だけでも十分に強力なのに、ロブルッチは人間を越えた速度や力を得られる動物系の「ネコネコの実モデルレオパルド」によって得た豹の能力をフル活用して殺人術を繰り出す強敵であったといえます。

そこでただ鍛えているから強い、というルフィのスタンスがゴムの力をもっと引き出して戦うように変化していったのだなあと思っています。

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