糖尿病@足浴での留意点

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糖尿病で入院中、足をお湯で温めてお手入れしてもらった、という患者さんも多いでしょう。

水泡や潰瘍など足に様々な病変が出来やすい糖尿病。足浴時を利用してしっかり下肢を観察する事で、それらの早期発見、早期治療が期待できます。

また、清潔を保つ、血流が良くなる、リラックス効果など多くの効果が認められています。

そんな有効な足浴ですが、いくつか留意点があります。

足だけとはいえ長時間お湯につけていると、普通の入浴と同じようにのぼせてしまう事があるため、体力が落ちている人や高齢の人は特に注意が必要です。

また手足の感覚が鈍くなっている患者さんにとって、心配なのが低温やけどです。ちょうど良いと思ったお湯が実際は熱すぎる場合もあり、温度計などを利用して温度管理をしっかりする事が大切です。

また足に傷がある場合は、細菌が侵入して感染が広がる恐れがあるため、しっかり傷口が治るまでは避けます。糖尿病患者さんにとって、足の壊死は何より避けたいもの。足浴を上手に活用したいものです。

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