血中の尿酸値が高いからと言って血糖値も高くなるというわけではありません。
尿酸値は糖分よりも食事から摂取したプリン体の影響によって上下するので、血糖の上昇とともに尿酸値が上がるということではないのです。
しかしながら糖尿病患者の方の中には食生活の乱れによって尿酸値が高くなっている例もあるので、そのような場合には注意が必要です。
尿酸値が高い状態が長年続いていると足の指の関節包に尿酸が蓄積し結晶化してしまい、痛風を起こすことがあります。
痛風になると激しい痛みが出てくるのでそうなる前に予防が必要です。
プリン体を多く含む食べ物を制限するだけでなく、日頃から適度な運動を心がけお酒の飲み過ぎに注意していれば尿酸値が高い状態を改善できます。
尿酸値に配慮した生活というのは糖尿病予防あるいは、すでに病気にかかっている方の血糖コントロールにも良い影響を与えますから、日頃から適度な運動度食事制限を忘れないようにしましょう。
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