人工甘味料は糖尿病・腸内細菌にどう影響がでる?

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糖尿病の方はお砂糖ではなく、人工甘味料を使っている人が多いのではないでしょうか。

以前、著名な科学誌が『人工甘味料が腸内細菌に影響を及ぼし、血糖値が下がりにくくなる』と発表しました。

この研究で使われた甘味料はアスパルテーム・サッカリン・スクラロースの3種類。マウスに甘味料入りの水を与え続けたら、血糖値が下がりにくい状態になったという研究結果です。

しかし、実際に影響が出たのはサッカリンのみで、すべての甘味料が腸内環境に作用していると言えないことがわかりました。

人間でも実験をしましたが7名と被験者が少なく、小規模人数による実験であったことや、無菌環境で育てられたマウスとさまざまな細菌や微生物と共生している人間を同列に扱ってしまったことなど、いろいろと問題点もあります。

人工甘味料は腸内細菌に悪影響を与えて血糖値が下がらなくなると結論付けるのは難しいと言えるでしょう。

しかし、サッカリンだけは腸内環境を変えるという結果が出ているので、食べるときは注意しましょう。サッカリンはチューインガムや加工食品などに含まれています。

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