高血圧の症状には、手の震えや痺れが現れる場合もあります。
手の震えは高血圧の動脈硬化から狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など大きな病気につながっている可能性があるので注意した方がいいでしょう。
手足の震えや痺れなどは、一過性で一旦収まることがあるので、大病になっているか見過ごしがちです。
特に、手足の震えや痺れと同時によだれがこぼれるといった症状が出た場合、脳梗塞の予兆とも考えられます。
脳梗塞と言っても、軽いものであれば治療も容易で、薬だけの通院も可能です。
しかし、重くなってきた場合、点滴治療が必要であったり、症状がひどい場合は入院したりと治療も長引く傾向があります。
なので、早期発見が重要になってくるでしょう。
また、高血圧で手足のしびれや感覚麻痺、言語障害、視力の異常などがありましたら、即刻病衣に行くことをおすすめします。
それと、自律神経の乱れやホルモンの過不足によっても、震えの症状が出る場合があります。
高血圧の症状は、手足の震えや痺れだけでなく、耳鳴り、頭痛、めまい、動悸、鼻血、目の充血、不眠など多様な症状があるので注意が必要です。
ただ、症状はこれだけありますが、高血圧になる原因の80パーセント以上が不明です。
生活習慣、食生活、体質、ストレスといった原因と考えられるものは幅広くありますが、複合的な要素でなる場合が多いので、どれが一番の要因であるかは断定しにくいのです。
まずは、高血圧にならないように生活習慣などを見直し、もし高血圧と診断されても重篤化しないように、手足の震えや痺れに気をつけていきましょう。
