糖尿病の食事にじゃがいもはいいの？

じゃがいもを食事で摂取することは、炭水化物が多い事などから糖尿病の治療中には良くないのではないかと思われることがあります。しかし、じゃがいもは食べ方さえ注意すれば糖尿病に良い食べ物というだけではなく、癌などにも良い食べ物であることが知られています。

その食べ方は簡単で、皮の部分も一緒に食べるという事です。

普通に食事で摂取する際には捨ててしまいがちな皮ですが、じゃがいもの皮にはクロロゲン酸と呼ばれる成分が多く含まれています。このクロロゲン酸は多く摂取することで、糖尿病の危険性が半分以下になる事が報告されている有用な成分です。

このクロロゲン酸の主な効能としては、糖の吸収を穏やかに抑える効果がある事が報告されており、皮に一番多く含まれていることから皮ごと食べることが大切になってきます。

しかし、このクロロゲン酸は水溶性のため水に浸すと溶けだしてしまう事から電子レンジなどでチンしたじゃがバターなどで食べるといいでしょう。