グルコースとは違う？グルコサミンの成分とは

グルコースは、ブドウ糖とも呼ばれる成分です。

主にグルコースは食品から摂取したり、肝臓から生成されて得ることができます。脳を働かせる栄養素としての役割もあり、人間が活動する上で欠かせないものです。

一方、グルコサミンはグルコースとアミノ酸が結合した成分になります。

アミノ糖という別名もあり、グルコースとは異なるものです。また、グルコサミンは、軟骨を構成している「プロテオグリカン」という物質の原料になっています。

そのため、軟骨の損傷や擦り減りの予防として摂取する人が多いです。

グルコースとの大きな違いは、その働きや含まれている食品にあります。

グルコースは「人間の脳や、全身の筋肉を活発にする働き」を持ち、グルコサミンは「関節をスムーズに動かす働き」があります。

グルコースは白米やパンなどの炭水化物に含まれているのに対し、グルコサミンは海老や蟹などの殻が中心です。その他にはオクラやフカヒレなどが、グルコサミンを含んでいます。一般的に、毎日海老の殻やフカヒレを摂取することは難しいでしょう。

グルコースは炭水化物だけでなく、白砂糖や果物にも多くなっています。摂取しやすい食品を考慮すると、グルコサミンはグルコースより摂取しにくい成分と言えそうです。