グルコサミンには血糖値の低下効果がない?

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糖尿病の人がグルコサミンを摂り過ぎると、血糖値を上昇させてしまうという意見があります。また、糖尿病を患っていても、規定量の範囲内であれば影響はないとする考えもあります。

影響があるというのは、アミノ酸が関係していると考えられるからです。グルコサミンとは、グルコースにアミノ基がついたもので「アミノ糖」と呼ばれます。

アミノ糖が長くつながり、たんぱく質や脂質と一緒に連結するとグルコサミンになります。このように、グルコサミンがグルコース(ブドウ糖)と似ているため、血糖値を上昇させるのではないかと考えられます。

また、血糖値が高いいわゆる「糖毒症状」では、グルコサミンの摂り過ぎはインスリンの作用を鈍らせるとも考えられています。インスリンを使って血糖値を安定させているのに、グルコサミンの摂取でインスリンの効果が出にくくなるのはよくありません。

確かにグルコサミンには、すり減った関節の細胞を再生させたり、関節痛を軽くするなどの効果があります。また、グルコサミンは、皮膚の保湿力とも関係があり、美容やスキンケアとしても注目を浴びています。

このような効果があるので是非とも生活に取り入れていきたいものですが、糖尿病は血糖値のコントロールが必須の病気なので、グルコサミン摂取の場合は、医師の指導が不可欠といえます。

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