グルコサミンは何に効くの？

グルコサミンは近年人気の成分ですが、一体何に効くのでしょうか。

グルコサミンは人間の体内では軟骨や靭帯、爪や皮膚などを構成する成分です。

細胞同士を結びつける結合組織としての働きを持ち、膝や腰の関節部分の細胞の新陳代謝に効果があるといわれています。

もともと体内で合成される成分ですが、その合成力は加齢とともに減少してしまいます。体内のグルコサミンが減少すると関節をつなぐ軟骨がすり減り、関節炎を引き起こす原因になります。

そこでグルコサミンを摂取することは関節炎の予防や改善に効果があります。

またグルコサミンはヒアルロン酸の原料になるため、美肌効果もあります。

美肌効果を持つヒアルロン酸を摂取した時、ヒアルロン酸の分子では大きすぎるためそのままでは体内に吸収されにくいのですが、より細かい分子であるグルコサミンを摂取することによってヒアルロン酸を直接摂取するよりも体内に吸収されやすくなるという効果があります。

グルコサミンは、グルコサミンと同じように皮膚や粘膜に効果のあるコンドロイチンや、美肌効果のあるヒアルロン酸などと組み合わせて摂取することで効果を得やすくなります。

ただし、グルコサミンの効果が出るまで半年以上かかると言われていますので、継続することが大切です。