糖尿病の初期症状には色々なものがあり、ほとんどの症状は日常的に起きやすいものなので早期発見が難しいと言われています。
そんな初期症状のひとつとして挙げられているのが下痢で、なかなか下痢が止まらないまたは下痢と便秘を繰り返してしまうという人も少なくありません。
そのような人の中には血糖値が高くなっている、つまり糖尿病を併発してしまったことが原因の可能性があると指摘されています。
そもそも何故糖尿病が原因で下痢になってしまうのかですが、糖尿病の合併症の中でも最も初期に発症しやすい神経障害は末梢神経だけではなく自律神経にも悪影響を与えます。
一般的に知られている足の痺れや知覚麻痺などの症状は末梢神経に起きるものなのですが、自律神経の場合は内臓関係に症状が出やすくなっているので様々な内臓の働きを悪化させていくのです。
つまり下痢症状を起こしているのは糖尿病の合併症による神経障害の影響であり、腸内環境も乱されてしまうので便秘も繰り返してしまうと考えられています。
そのため下痢が止まらなかったり便秘と交互に繰り返してしまうなどの症状がある場合、原因として糖尿病も考えられるので原因を特定するためには医療機関での血液検査など精密な検査を受けるのが大切です。
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