糖尿病になると疲れやすいのか

糖尿病と疲れやすさには関係があるのでしょうか。

実は最近異常にだるい、疲れやすいというのが糖尿病を最初に自覚するサインになりやすいようです。

糖尿病は糖代謝異常が生じ、高血糖状態が続いてしまっている状況です。この代謝異常が生じると糖が細胞に入ることができず、細胞に栄養がうまく行きわたらなくなります。

細胞に栄養が届いていないエネルギー不足のサインとしてだるい、疲れやすいなどの症状が出てくるのです。

また上手に栄養が使えないために、糖の代わりにたんぱく質や脂質がエネルギーとして使われていきます。その結果体重が減少していき、だるさや疲れやすさにつながります。

特に思い当たる原因もないのに、以前に比べて異常に疲れやすくなったという方は糖尿病の可能性を疑ってみる必要があるかもしれません。

定期的に健康診断を受けて、血液検査を受けるようにしましょう。

もし早期に発見でき、症状に合った治療が受けられれば、早めの症状改善が期待できるかもしれません。また、大切な点として生活習慣の改善によっても糖尿病のリスクは減らすことができます。

自分の生活を見直し、できるところから改善を図ることが健康維持につながると言えるでしょう。